CASHI

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5-6-12-1F Asakusabashi Taito-ku Tokyo 111-0053 Japan
+81(0)3-5825-4703 / info@cashi.jp / Wed.-Sat. 11:00-18:00
Other days are by appointment only. Please call or e-mail.

「はたからみる」

「はたからみる」
出展作家:國分莉佐子、斉木駿介、德永葵
企画:國分莉佐子、CASHI/主催:CASHI、新宿眼科画廊/協力:myheirloom

 この度CASHIでは、2023年2月24日(金)から3月25日(土)まで、國分莉佐子・斉木駿介・德永葵による三人展「はたからみる」を開催致します。
 現在私たちは、東日本大震災を皮切りにして新型コロナウイルスのパンデミック、ロシアによるウクライナ侵攻といった大規模な自然災害や社会政治問題が勃発し、日々供給される大量の情報やコンテンツを液晶越しに消費し続けなければいけない時代を生きています。本展覧会で取り上げる三名の作家たちは、こうした現代社会の日常を受け入れつつ、それぞれ独自の第三者的視点で切り取ろうと試みます。
 國分は、ノスタルジックな日常風景や、幼少時代より慣れ親しんできたサブカルチャーコンテンツのイメージなどを抽象的な形に切り取り、歪め、鮮やかな色彩で描き出します。それらの表層的な美しさは、現代社会の追い求めてきた豊かさの表面性と、そこに漂うニヒリズムを浮き彫りにするかのようです。また斉木は、現実やネット上に溢れるイメージや記号を解体・再構築し、現実とネットが融合する現代の日常感覚をシニカルに描き出します。そうした彼の絵画は、液晶画面越しに消費せざるを得ない社会問題の数々を示唆すると同時に、画面の向こう側の存在である他者に対していかに共感し、寄り添えるかという問題を私たちに投げかけているかのようでもあります。一方徳永は、自身の幼少期の記憶をもとに描いた風景にペラペラの形状のキャラクターを挿入し、マンガ的表現を取り入れた絵画面を創り出します。朧げな記憶の中の風景とともに描かれた厚みのないキャラクターたちはどこか逃避的で、離人感(自分の身体、感情、思考、感覚などから主体性が失われ、自らの存在を非現実的に感じること)を連想させもします。
 本展覧会は新宿眼科画廊との同時開催となります(開廊時間や休廊日等は異なりますのでご注意ください)。そちらもあわせ、この機会に是非ご高覧頂きたく、ここにご案内申し上げます。

【CASHI】
2023年2月24日(金)〜3月25日(土)
会場:CASHI 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-6-12-1F
開場時間:11:00〜18:00 *日〜火曜休廊
http://cashi.jp

【新宿眼科画廊】
2023年2月24日(金)〜3月15日(水)
会場:新宿眼科画廊スペースM 〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11
開場時間:12:00〜20:00 *水曜のみ12:00〜17:00 *木曜休廊
https://www.gankagarou.com/

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【感染予防ご協力のお願い】
・発熱や風邪の症状があるお客様はご来廊をご遠慮ください。
・マスクの着用と、アルコールによる手指消毒にご協力下さい。
・一度に多数のお客様にお越しいただいた場合、一時的に入場制限を行う場合がございます。
・人と人との間隔をなるべく開けてご鑑賞ください。
・作品にはお手を触れないようお願いいたします。

CASHI Calender

NEWS

梅沢和木がコンテンポラリーヘイズにて「ParaScape」に参加します。

梅沢和木がコンテンポラリーヘイズにてグループ展「ParaScape」に参加します。

『ParaScape』
2024年4月3日(水)~2024年4月20日(土)
開場時間 : 12:00 – 19:00
会場 : コンテンポラリーヘイズ 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1-1-6小浦第一ビル1F
https://heis-g.com/

群馬県立館林美術館「シンフォニー・オブ・アート — イメージと素材の饗宴」にて梅沢和木の《マジェスティック・ハザード》が展示されます。

「シンフォニー・オブ・アート — イメージと素材の饗宴」にて、梅沢和木の《マジェスティック・ハザード》(個人蔵・寄託作品)が展示されます。

「シンフォニー・オブ・アート — イメージと素材の饗宴」
2024年4月20日(土)~2024年6月23日(日)
時間:午前9時30分~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
休館日:月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
会場 : 群馬県立館林美術館 〒374-0076 群馬県館林市日向町2003
https://gmat.pref.gunma.jp/exhibition/ex/

梅沢和木が極セカイ研究所の冊子「P2P」のアートワークを制作しております。

批評家・黒嵜想による、極域からセカイをとらえなおすプロジェクト「極セカイ研究所」が冊子『P2P』を刊行。梅沢和木が極セカイ研究所の冊子「P2P」のアートワークを制作しております。

『P2P』(ピーツーピー)
第〇号 ¥2,000(税抜)A5判 136頁 初版200部
https://sekai-ken.org/
「P2P」についてのプレリリース

梅沢和木が貸民家プライベイトにて「家・家族・故郷の生態系とお土産のポータル」に参加しています。

「家・家族・故郷の生態系とお土産のポータル」
2023年11月3日(金)~2023年12月17日(日)
開場時間 : 13:00~18:00
会場 :貸民家プライベイト1階~3階 〒136-0072 東京都江東区大島5丁目25-12

https://postpassionfruits.com/exhibitions/special-exhibitions/the-ecosystem-of-house-family-and-hometown-and-the-portal-of-souvenirs-and-gifts/